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ちゃたにゃん。

2011年01月09日 22:05

ダブルベッドで悠々と寝転がるちゃたにゃん。


かわいいんですよ。






ちゃたにゃん、寝転んだままで起き上がらないのは、
決して、怠け者だから…ではありません。


ちゃたにゃんは、
スコティッシュフォールド特有の遺伝疾患、
「遺伝性骨形成異常症=骨瘤」に苦しんでいます。


スコの折れ耳は、軟骨性結合組織の異常によるもので、
耳だけに限らず関節軟骨にも異常­が生じます。


そのため、加齢とともに歩行異常が現れることが非常に多く、
痛みを伴うことも多いようです。



治療方法はありません。



痛みがひどければ、
一生痛み止めを服用し続けなくてはなりません。


本当にひどい子では、
安楽死を薦められることもあるようです。


ちゃたにゃんも多かれ少なかれ痛みがあるようで、
普段、ほとんど動かないし、
歩くときは、いつもびっこです­。


子猫の頃は活発に運動していましたが、
ある頃から、ほとんど動かなくなくなりました。


僕たちは気づいていなかったけれど、
その頃から「骨瘤」による痛みがあったのだろうと思います。


スコは、顔が丸っこくて、おとなしくて愛嬌のある
とても人気の猫ですが、折れ耳の場合、こういう遺伝疾患を持つ子が
非常に多いようです。


立ち耳の子にも、現れる子もいるようです。


折れ耳×立ち耳で繁殖すれば
大丈夫のように言われていますが、

折れ耳遺伝子を持っている子は、
みんなこの疾患が発症する可能性があります。



ちゃたも、いつまで歩けるのか、
いつ歩けなくなるか…本当に不安です。


この骨瘤以外にも、内臓疾患や多指症、尻尾の硬化、原因不明の鼻血…など、
スコには様々な遺伝と思われる疾患、症状があります。



ちゃたも、後ろ足の指が完全に奇形で、
親指が、ピレでいう狼爪のようなとんでもない位置に
付いています。


肉球も、なんだかバラバラです。



動物愛護の先進国であるイギリスでは、
この猫の原産国でもあるにもかかわらず、
遺伝病のある危険な猫として、正式な猫種として認定されていません。


つまり、繁殖すべき猫種ではない…ということなんだろうと思います。



イギリスでは認められなかったスコですが、
アメリカでは人気があり、折れ耳×立ち耳で掛けあわせれば、
そこそこ大丈夫ってことで公認されました。


さすがアメリカです。。。



そして、ご存知のように、スコは日本で人気爆発です。



いわゆるブリーダーやペットショップは、
売れる「折れ耳スコ」を作りたくて仕方なく、
折れ耳同士の掛け合わせが行われ…


飼い主は「折れ耳スコ」がかわいくて仕方なく、
僕のように、ついついネットやなんかにスコ画像・動画をUPしたり、
TVCMにまで出しちゃう人も現れ、
「スコかわいい!」を拡散してしまい…


スコは完全に、悪循環に陥っています。



最近では、アメリカンショートヘアやブリティッシュショートヘアと
交配して、この遺伝をなるべく抑えようとしているようですが、


やっぱり、スコティッシュフォールドの繁殖には反対です。



ちなみにちゃたは、
ネットオークションかなんかで売られた後、
飼育放棄されて、ボランティアをたらい回しになった後に、
縁あって、わが家にやってきました。



僕も、スコ繁殖反対!と唱えてはいますが、
また里親募集しているスコがいたら、手を上げてしまうかも…


たしかに、めちゃくちゃかわいいです。


でも、そのかわいさが
本人(本猫?)を一生苦しめ続けてしまう。


もちろん、飼い主も…



まさに人間の欲望・エゴを体現したような、禁断の猫です。




スコティッシュフォールドの繁殖には、やはり断固反対です。




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