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さんたおむつ日記 その3

2005年10月12日 12:31

9月20日(月)

さんたはエリザベスカラーが大嫌いで、これを着けると傷口は舐めずに済むかもしれないけれど、落ち着かない、眠れない、じっとしていられないの「3ない運動」が始まってしまう。
これは本人も辛いだろうけれど、周囲としてもすごく困る。
夜眠れないし、僕たちも心配で仕方がない。

で、今回の手術ではニューアイテムとして、首に着けるコルセットのようなものを先生が取り寄せてくれた。
首をほとんど曲がらないように固定することで、傷のある肛門まで口が達しないようにしたわけだ。

ところが!

こういった人間の目論見を見事に撃破するのがピレである。
脱走防止にフェンスを立てれば乗り越え、金網を張れば食い破り、超えられないほど高く食い破れないほど頑丈なフェンスを立てれば地面に穴を掘って脱走する…その名もグレートピレニーズである。

世界一ピレらしくないとはいえ、さんたもやっぱりピレだった。
コルセットで首がほとんど曲がらないにもかかわらず、肛門付近まで首を伸ばし見事に自分で抜糸してしまった。
どんな風にやったのかわからないけど、とにかく、やっぱりピレってすごいと思った。

なんて呑気なことは言っていられない。
傷口がぱっくりと開いてしまっている。
実は、この日が一番の修羅場となってしまったらしい。

「らしい」というのは、僕はこの日会社に行っており、詳細はよく知らない。
傷口がぱっくりと開き、そこから「ショウエキ」なる液体(漢字がわからない)がどんどん流れてきて、さんたはどんどん、ぐったりしていき、ヨメは半泣きで右往左往したようである。
さんたのこの「傷ぱっくり」はかなり重症で、さすがの先生も診察室で「う~ん」とうなってしまったそうである。


その夜、僕が家に帰って来ると、玄関におむつを着けたシロクマが寝転がっていた。
ヨメの疲れ果てた表情が、さんたのおもしろい姿とは対照的で思わず笑ってしまう。
何でも、これから毎朝毎夕、散歩の帰りに先生のところへ通い、消毒と肛門に特製の秘薬を詰めてもらうことになったそうである。
薬を詰めるので、テープでお尻の穴に蓋をしてふさぎ、さらにおむつを穿かせたということである。
先生の奥様によると、「全部ふさいじゃった子は初めてだわ」だそうである。


またひとつ、グレートピレニーズに伝説が生まれた…じゃない、さんたのおむつ生活が始まった。


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