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勉強・受験の思い出:小学校編

2006年10月18日 12:44

僕は、広島で生まれ育ちました。
広島という所は、中国地方ではナンバーワンの都会なのですが、東京と比べると、めちゃめちゃ田舎です。
カープとお好み焼きしかありません。
そのせいかのんびりしていて、子どものころから好き好んで勉強するヤツなんて、滅多にいませんでした。
また僕の町は、広島市といえど郊外なので、特にのんびりしてたんだと思います。


僕の小学生の頃というと、もう20年以上も前になります。
その頃「ぼくらの7日間戦争」という小説がヒットしていたのですが、そこには「行き過ぎた管理教育」とか「詰め込み教育」とか、そういうことが書かれています。
また、有名私立中学の受験に失敗して仕方なく地元中学に入学した生徒が登場します。
そこでは小学生のうちからガリガリ勉強することが、さもアタリマエのように書かれていました。

でも、僕の中では、管理された記憶も、勉強をガリガリやらされた記憶もあまりないんですよね。
中学時代、私立中学の受験に失敗して、地元中学に入ったヤツなんていうのも聞いたことないです。


前にも書きましたが、僕のまわりでは、小学生でまじめに勉強するヤツなんて、天才か変人でした。

そろばんなどの習い事や、野球、剣道などのスポーツクラブ(?)に行くヤツはいても、塾に行くヤツなんて、滅多にいなかった。
せいぜい、公文式くらいかな。
公文はゲーム感覚でやっていて、あまり勉強と認識しているヤツはいなかったですね。

ちなみに僕の習い事は、ソフトボールとそろばん。
月水金がソフトボールで、火木土がそろばんでした。
それらが始まる前に友達と遊ぶので、これでも友達の中では忙しい方でしたよ、エヘン。

でも、そろばんなんかは夕方4時から1時間だったので、家に帰ってくるのは5時。
ソフトボールは、6時半くらいまでだったかな?
いずれにせよ、夕飯までには家に帰って、家族でご飯を食べます。
なので、今の子どもたちのように、8時や9時にその辺をうろちょろしてるなんて考えられなかったです。

だいいち、ソフトボール以外で家に帰ってくるのが6時を過ぎると、「遅い!」なんて怒られることが多かったですね。
僕の家では、街灯に明かりが付いたら、家に帰らなくちゃいけなかったんですよ。
今から考えると、けっこう厳しい門限でしょう?

まあ、友達の家も似たり寄ったりで、やっぱり遅くとも6時には家に帰っていました。
だから、遅くまで塾で勉強するなんて、聞いたこともありません。


そもそもね、受験しないんだから、勉強なんかしたって意味ないわけですよ。


そう、僕の町では、めちゃめちゃ成績の良いヤツでも地元の中学にそのまま入学するんです。
それが普通で、ごくアタリマエ。

中学受験するヤツは、かなりレアな存在でしたね。
クラス36人のうち、2、3人くらいかな?
「えっ!?受験するん?、マジで?」みたいな感じなんですが、本人に聞いてみると、本人の勘違い的記念受験か、親が見栄っ張りで無理やり受験させられてるか、のどっちかでした。

だから、勉強なんかやらない。
勉強が好きだ!っていうヤツだって、宿題をまじめにやるとか、学校の先生に勧められた参考書を読み物的に読むくらいです。

まあ、でも、宿題の量って結構多かったのかな?
ドリルとか、いっぱいやらされたなー。
あと、忘れ物とかすると、罰として宿題が増えるんですよね。
漢字1500字とか。
「小」とか「会」とか、画数の少ない書きやすい漢字をたくさん書いたっけ。
ま、勉強なんて、その程度ですよね、学校の先生をなんとか誤魔化せればいいんです。


それに、親も「勉強してるのか?」って、言わなかったと思います。
その代わり、「日記はつけたのか?」って、必ず寝る前に聞かれました。
これは、本当に毎日毎日言われました。

時々、「つけたよー」と嘘をつくんですけど、そんなときに限って抜き打ち検査をされて、めっちゃ怒られるんです。
勉強しないで怒られることはなかったけど、日記については、しょっちゅう怒られた気がします。


うちの親だけじゃなくて、まわりの大人も、「塾に行っている」と言うとあまり良い顔しなかったんじゃないかな?
普通、どこの子も、「野球やってる」とか「ソフトボールやってる」とか「剣道やってる」とか、スポーツをやってるのに、え~、塾ぅ?みたいな感じだったと思いますよ。


学校の授業だって、一学期に2~3日は遊びに振り替えられました。
ソフトボール大会やったり、お楽しみ会だったり、ゲーム大会だったり…
今から考えると、先生たちは少しでも多くの時間を遊びに振り替えられるような努力をしていたように思います。
土曜日にも授業をやっていて時間にも余裕があって、さらに、ほとんどの子が受験しないからでしょうね?


そうそう、受験といえば、僕の6年生のクラスに、特に本人が希望したわけでもないのに名門中学を受験させられて、まんまと合格しちゃったヤツがいたんですよ。
クラスのみんなもそいつと離れたくなかったし、そいつも「いやぁ、母ちゃんが…」って感じだったんです。

そこで、クラスのみんなの後押しを受けた担任の先生が、苦労して両親を説得して、地元の中学に入学させたってことがありました。
クラス全員拍手して喜んだっけ…、きっと東京じゃ、あり得ない話ですよね?


しかし、良い先生だったな。



timjump

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コメント

  1. かくさん | URL | -

    うーんこっちではないなあ。
    僕は、なぜだか全部受験しています。小学校も私立、しかも男は中学校がない私立だったので、受験が当たり前でした。もう30年くらい前ですよ。しえ~。
    別にいまほど公立が問題であったわけではない。時代的にものんびりしていたころのハナシです。でもそのころでも受験って普通の環境でした。今みたいにマスプロの塾はなかったけどね。私塾みたいなところに行っていました。

    子供たちの最近の様子を見ると、本当にかつかつの状態みたいに思います。学校のカリキュラムはゆるいわりに、受験の技術も高度化されて、それに乗せられていくというのはいいんだか悪いんだか。

    一昔前は、子供が少なくなるので、受験戦争は終わるなんていっていたけど、そんなことって嘘ですね。どうなっちゃうんだろうね。

  2. dasiuke | URL | -

    おぉっ、かくさん全部受験ですかっ?すごいっ!やるな~。
    でも、めっちゃ大変そ~。


    >でもそのころでも受験って普通の環境でした。

    やっぱ、首都圏は違うなあ。
    中学受験とか私立中学とかって、特別な言葉でしたよ。
    天才か馬鹿にしか縁のない言葉。
    でも、さすがの広島も、今じゃあ変わってるんだろうなあ。

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