FC2ブログ

阪神大震災から13年。あのときの約束。

2008年01月17日 13:04

阪神大震災。
大学の卒業試験を間近に控えた、冬の朝のことでした。

高校時代の親友が神戸に住んでいて、なんとなく親しみを感じていた神戸。
朝起きて点けたTVの画面に、ものすごい衝撃を受けました。

試験が終わり無事に卒業が決まってから、大学の有志で被災地へのボランティア派遣を行っていることを知り、僕もボランティアとして、灘区のある公園のテント村へ行きました(たしか王子という地名でした)。

僕たちは、主に夜警をやったり掃除をしたり薪集めをする他は、子どもと遊んだり、被災者の方々とお話しする程度で、正直なところ、あんまり役に立ったとは思えません。

自分の無力さを思い知らされた数日間でした。

そういえば、そこで一緒に遊んだ子どもたちの何人かがすごくなついちゃって、僕たちのテントに来て、毛布やら寝袋やらをきれいにたたんだりして、どっちがボランティアなんだかわからない感じだったなあ。
「にーちゃんのおヨメさんになったるわ」とか言ってたけれど、もう高校生くらいなんだろうなあ。


被災者の方々は、公園内のテント生活でストレスが蓄積して、とても大変そうでした。
仮設トイレも足りないし、お風呂にもロクに入れません。
炊き出しとか配給みたいなものは、とてもありがたいのですが、でも、自分の家で普通の食事ができないなど、普通の生活ができないことが数ヶ月も続くと、目に見えないストレスが相当溜まるようです。

ですが、ほとんどの人がストレスを抱えながらも、前向きに一生懸命に生きていました。
心がなんとなくとげとげしい感じになっているはずなのに、苦しい想いの中でみんなが力を合わせていました。




現地の何人かのおじさんおばさんにこう言われて、約束したことがあります。

「何か役に立とうと思わんでもええよ。でも、ここのことをしっかり覚えといてね」
「何かを感じて東京に帰ってくれたらええ。大人になって社会に出ても、しっかり覚えといてや」


無力感もあったけれど、人の強さとやさしさを感じたあのとき。
この約束だけは守っていきたいです。



スポンサーサイト





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://santadayori.blog62.fc2.com/tb.php/179-214ef9df
    この記事へのトラックバック


    最近の記事