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アレルギー体質は、すごく嫌だ。

2008年06月10日 19:50

唐突ですが、僕は、そばアレルギーです。

広島にいた頃は、「そば」っていうと「蕎麦」じゃなくって、「焼きそば」だったんですよ。
お好み屋さんで、「そばにする?うどんにする?」って感じで。
だから、給食の時だけ気をつけてれば、自分がそばアレルギーなんてあんまり気にしたことなかったんです。

ところが、関東ではそばアレルギーって、実はけっこう屈辱的なんですね。


飲み会の最後に、よくそばが出てくるんですよ。
小ぶりのどんぶりとかお椀に入った、すごくおいしそうなヤツ。
みんなおいしそうにチュルチュル食べてんのに、僕だけおしんこなんかつまんでるんです。
しかも、そういう時に限って、みんな黙々とそばをすすってるんですよね。


名古屋に出張に行った時、食べたかったきしめんを食べられなかったんで、お土産に買って帰ったんです。
家に帰って箱をヨメに渡したら、「コレ、だいすけは食べられないよ」って言うんです。

せっかく買ってきたのに、何を訳のわからんことを言うとんや?と思ったら、つなぎにそば粉を使ってたんですね。
そば粉使ってるなら、そば混入!食べたら死ぬで!とか。表に大きく書いてほしいです。




成田空港の讃岐うどん屋さんで、「日本最後の食事」として、ヨメと二人でおいしくうどんを食べていたら、なんかおかしいんですよ。
変だな、おかしいなー、と思っていたら、唇が腫れてきて喉がかゆくなってきてきました。
おつゆの底の方を調べてみたら、そばの切れっ端が入ってたんです。

こっちは「讃岐うどん屋」だから安心して入ってるのに…
(この時はヨメがえらい剣幕で店長に詰め寄って、僕の方が怖かった)


最悪だったのは、会社の飲み会が蕎麦屋系の居酒屋で開かれたとき。

惨めでしたねー。

お店の方が気を使ってくれて、そば粉を使っていないものを出してくれたのが救いでしたが、明らかに料理のレベルが劣ってるんですよね。
そりゃ蕎麦屋なんだから、当たり前ですわな。

しかも、会社じゃ一番小僧なんで、「わがままだなー」とか言われても文句言えないし。
ちゃんと会社の人にはそばアレルギーって言ってあるのに、幹事さんも自分が行きたい店となると、アレルギー小僧がいることなんてすっかり忘れちゃうんですよね。


そばアレルギーって、アナフィラキーショックのひどい、命に関わるアレルギーとして知る人ぞ知る恐ろしいアレルギーなんですけど、日本にはそばアレルギー体質の人が少ないんで(人口のわずか0.03%)、認知度は他のアレルギーに比べて低いみたいです。
99.97%の人は、そばアレルギーなんか関係ないんだもんね。
そりゃ幹事だって忘れるわな。


僕のアレルギーは、小学生の頃、給食のそばで発症したのが最初。
たぶん、それまではそばだっておいしく食べてたと思うんだけど、なぜか出ちゃったんです。

でも、僕は無類の麺好きなので、本当はそばを食べたくて食べたくて仕方ないんですよね。

ウチの母ちゃんなんかも「そろそろ大丈夫じゃない?いっぺん食べてみたら?」とか言うんで、中学とか高校の頃は、年に1度くらいチャレンジしたんですが、見事に惨敗し続けました。

最後は高校2年の夏。

ざるそばを食べてじんましんが出て、急いで駆け込んだ病院で問診を受けながら気を失ってしまいました。
今思えば、あれがアナフィラキーショックだったんですね。

間接的に母親に殺されるところでした > 母ちゃん、冗談です。


気を失ったことってあります?

今でも覚えてますよ、あの瞬間。
目の前が急激に点滅し始めて、そして黄色く、やがて暗くなって…
この間、たぶん3~4秒くらいです。

気付いたらベッドの上に寝ていて、だけど、ベッドから思いっきり足がはみ出てるんですよ。
アルバイト先から病院に行ったんですが、一番近所の病院が小児科で、小さいベッドしかなかったんですね。
これもなんか惨めでした。

このとき、自転車を病院の前に停めてたんですが、迎えに来てくれた父親から「鍵もかけとらん!千円や2千円で買えるもんじゃないのに!」と、えらい剣幕で怒られました。

父ちゃん、俺、死にそうだったんだってば。


この時、僕はそばアレルギーには完全に屈しました。



大人になってからも、そばアレルギーには身も心も痛めつけられています。


アレルギー体質は嫌だ。



でも、10分後に死ぬとわかったら、ざるそばを食べるかも。
できれば、信州のとびきりおいしいヤツがいい。




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